紫外線の3つの種類


可視光線と紫外線

太陽から届く光は波長が短い方から「紫外線」「可視光線」「赤外線」の3つに分けることが出来ます。

 


出典:環境庁「紫外線環境保健マニュアル2008」

 

可視光線は「人間の目に光として感知される電磁波で、波長が380nm(ナノメートル)の紫色の光から、780nm(ナノメートル)の赤色の光りまでのもの」を言います。
波長が380nm以下を紫外線、780nm以上は赤外線と呼ばれています。

3種類の紫外線

紫外線は波長が長い方から「A波(UVA)」「B波(UVB)」「C波(UVC)」に分けられています。

 

紫外線A波(UVA)

私たちが普段浴びている紫外線の約90%は紫外線A波です。紫外線A波は1年中、気候に関係なく地表に降り注いでおり、紫外線の中では最も害が少ないと言われています。

 

紫外線A波は肌の真皮にまで侵入し「コラーゲン・エラスチン線維」を切断させ、肌のハリや弾力を失わせる光老化の原因となります。
またすでにできているメラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる作用もあります。

 

 

紫外線B波(UVB)

紫外線B波は紫外線の約1割と量は少ないのですが、肌への作用は紫外線A波と比べると強く作用します。
そのため短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日焼けによる炎症反応)や、数日後に肌が黒くなるサンタン(色素沈着)を引き起こす作用があります。

 

また紫外線B波はエネルギーが強く、炎症を起こすだけではなく肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけ、皮膚ガンやシミの原因にもなります。

 

 

紫外線C波(UVC)

紫外線C波は紫外線の中で最も強いエネルギーを持っていますが、通常は大気層の酸素分子やオゾン層などでさえぎられ、地表には到達しません。

 

紫外線の強さ

紫外線の強さは、時刻や季節、天候などによって大きく変わります。同じ気象条件の場合、太陽が頭上にくるほど強い紫外線が届きます。
一日のうちでは正午ごろ、季節では6月から8月に最も紫外線が強くなります。

 

山に登ると紫外線をさえぎってくれる空気が薄いため、より多くの紫外線が届きます。また、砂や雪は紫外線を強く反射するので、海水浴やスキー場では強い日焼けをしやすくなります。

 

Writer:K.K



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