髪の毛こそしっかりと日焼け止め対策が必要です
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忘れないで!髪の毛の紫外線対策
紫外線は肌細胞を攻撃してシワを発生させたり、メラニン色素を大量に生成してシミを作る原因になります。
ですが紫外線が攻撃するのは肌だけではありません!髪にもダメージを与えます。
紫外線を浴びると、髪の成分のシステインが傷みキューティクルが剥がれやすくなったり、メラニンが分解されて髪が変色したりするのです。
他にも枝毛や切れ毛、髪の乾燥なども引き起こす原因となります。
いつまでも美しい髪を維持できるように、日差しから髪を守るための3つの対策をご紹介します。
帽子や日傘で紫外線をカット
頭は体の中で一番太陽に近いため、顔よりも紫外線をダイレクトに浴びてしまいます。
しかも黒色は紫外線を吸収する性質があるので、そのままの状態で日差しの下にいると髪は大きなダメージを受けてしまいます。
そこでまず実践したいのが、帽子や日傘で紫外線をカットするという方法です。
帽子や日傘など、日差しとの間にワンクッション障害物を挟んでおけば、紫外線をある程度カットすることができます。
日差しは、洗濯物を干したりゴミだしにいくちょっとした時間にも浴びてしまいます。ですが忙しい家事の最中にいちいち日焼け対策はしていられませんね。
帽子なら被るだけですし、日傘ならさせばいいだけですから、手軽に髪の毛を日差しから守れます。
お出かけの時には、ちょっとツバの幅が広いものを選ぶといいでしょう。
ツバが10cmあれば、髪を紫外線から守るだけでなく、顔に当たる紫外線も約70%をカットできますから一石二鳥ですね。
日焼け止めスプレーで紫外線対策
帽子だとヘアスタイルの崩れが気になる、日傘を持ち歩くのは邪魔という場合は、日焼け止めスプレーを使いましょう。
最近は髪専用の日焼け止めスプレーがありますが、紫外線をしっかりカットできるのは、やはりSPF表示がしっかりされている顔などに使う日焼け止めスプレーです。
髪専用のものだとSPF表示がないものがあるので、どれぐらいの紫外線カット効果があるか分かりません。
しっかり髪を守るには顔に使う日焼け止めをスプレーがベストです。
日焼け止めスプレーは簡単に使えますが、気を付けないとムラになってしまいます。特に髪の毛は固定されていないので、動くたびに紫外線が当たる部分が変わります。
ムラにならないようにするには、髪をブロッキングして、内側にもしっかりスプレーしましょう。
また1回スプレーすれば効果がずっと続く、というものではないので、肌に使う時と同じように2時間置きぐらいにスプレーし直すことも忘れないでください。
アウトバストリートメントでヘアケアしながらUVカット
スプレータイプの日焼け止めは髪への負担が大きいので、もともと髪が傷んでいる方だとさらに傷んでしまう可能性があります。
髪の傷みが気になる場合は、日焼け止めスプレーではなく「アウトバストリートメント」などヘアケアアイテムでUVカットしましょう。
UVカット効果のあるアウトバストリートメントなら、髪の内部を修復すると同時に、髪や頭皮を紫外線のダメージから防ぐことが出来ます。
またトリートメント成分には、髪を保護する膜を作る効果が期待できるので、キューティクルの働きもサポートしてくれます。
特に海やプールなどは紫外線が強く、塩や塩素などの影響で髪が傷みやすいので、ヘアケアができるアイテムでUVカットするのがオススメです。
しっとりした仕上がりにしたいならオイルタイプ、柔らかい髪ならエマルジョンタイプなど、自分の髪質に合わせてチョイスできるのも魅力ですね。
肌の紫外線対策はしていても、髪はうっかり忘れてしまうことが多いかもしれません。でもそのうっかりのせいで髪のダメージや薄毛などのトラブルが起こるのです。
髪は女性の命とも言われるものですから、しっかり日差しから守ってあげましょう。
Writer:Y.K