ラッシュガードの保温効果は思ったほど高くない!
ラッシュガードの保温機能
ラッシュガードを着る目的の一つに保温効果があります。
しかし残念ながら、ラッシュガードの多くはマリンスポーツ用のアンダーウェアとして、ウエットスーツのゴム素材から肌を保護する目的や紫外線対策で作られたものが多いため、保温機能はそれほど高くはありません。
特に水中での保温が目的であれば「ウエットスーツ」を選ぶ方が賢明です。
水中では保温より体温を奪われないことが重要
水中では体の熱は空気中の25倍の勢いで奪われます。
このため体にぴったりとフィットしたラッシュガードであれば、ウエットスーツにはかないませんがある程度は体温が奪われるスピードを抑えることが出来ます。
また極力保温機能の備わった厚手のラッシュガードや裏起毛のラッシュガードを選ぶようにしましょう。
水中から出た後はラッシュガードを脱いだ方が寒くない
水中ではラッシュガードを着ているとある程度保温効果はありますが、気をつけたいのは陸に上がってからです。
濡れたラッシュガードのままでいると気化熱によって熱が奪われかなり寒さを感じます。
特に風が強い日は急速に体温が低下してしまいます。
海やプールから上がったら、すぐにラッシュガードを脱いで水分を乾いたタオルなどで拭き取ようにしましょう。
またすぐに脱げない場合でも、表面の水分をよく拭き取るか、上からもう一枚重ね着をして体温を奪われないように気をつけましょう。
Writer:Y.K